point of goal and new start ここがゴールである。 同時にここが新たなスタート地点でもある。 2022年11月13日 約8か月半にわたって宮城県や千葉県で行われたRIDE189というオートバイ乗りによる地域社会貢献活動。この活動も、日本で最も遅い紅葉で有名な大多喜町の紅葉が色づきだす11月中旬、すべての活動が完了するゴールイベントを迎えた。それがこの活動のゴールイベント「RIDE189 MEETING CHIBA」 まだ肌寒い4月に石巻でスタートしたRIDE189、たくさんの参加を頂き、ゴールを迎える頃にはエントリー参加者約600台となり多くの方が地域と子供たちのため、そしてあの大災害を風化させないために走り続けて千葉(大多喜町)でゴールを迎える。
11月12日ミーティング前夜。
RIDEでは初めての開催となる「夜会」を実施、遠く宮城や東北から来られる参加者のために特設キャンプサイトを設置し遠方よりの仲間を出迎えた。翌日のLIVEを行ってくれるバンドメンバー(RIDE189 スペシャルバンド)も飛び入り参加しプチアコースティックライブも突発的に始まったり、同じく飛び入り参加の柏秀樹さんと熱いライディング談義が始まったり、RIDEのスタッフも入って普段は静寂に包まれる大多喜の総合運動場は笑い声と愉快な会話で満たされた、明日の天気予報が嘘のような満天の星空の下、大多喜町の夜はふける。 大多喜町が特別に許可を出してくれた特設キャンプサイトには、地元のクラフトビールメーカー「大多喜麦酒」さんも出店頂き夜会のメンバーの宴をサポートしてくれた。さらに少し殺風景なキャンプサイトには、勝浦のみなさま(勝浦ZP会)のご協力で、優しく美しい灯りを灯す竹灯籠が設置されて夜会を彩ってくれた。
11月13日RIDE189 CHIBA MEETING当日。 121年ぶりという11月の快晴続きの陽気。この121年ぶりの天気に期待をしていたがまさかの週間予報は雨。それでも多くの方の願いが届いたのか朝は晴天!予報は15時くらいから雨。スタッフ含め前乗りでキャンプ参加された皆さんもこのまま雨は降らないのでは?そんな期待を一気に高める。 ブース出店でこのイベントを盛り上げて頂けるショップ様も定刻通り続々搬入が始まる。
RIDE189 TOURIING RALLYにご協力頂いたショップ、企業さま
続々と集まるイベント参加者のバイク。午後から雨という予報の中、濡れるのを覚悟で来てくれた猛者たち。主催者もバンドも出店業者さまも皆がこのまま晴れてくれと願う中、定刻に従いRIDE189 CHIBA MEETINGは幕を開けました。
結果・・・夕方からの雨という予報は私たちの期待を裏切り、昼ころには降り始めて、一時はゲリラ豪雨のように激しく雨風が打ち付ける荒天となり、RIDE189 CHIBA MEETINGは、1時間半以上の時間を繰り上げ急遽終了という判断をしました。
多くのラリー参加者が足を運んでくれてゴールを迎える参加者のみなさん、同時に、大多喜町のお城付近から沿線に長く長く設置されたのぼりをたまたま見て遊びに来てくれたバイカー、そしてRIDE189には参加できなかったけれども、地元千葉で関東で行われるイベントを楽しみに参加頂いたみなさんもおられました。
RIDE189 TOURING RALLYをご存じなかった方には、
「こんな活動があったんだ!次はぜ参加させてください!」
千葉のおへそ大多喜町のみなさんには
「普段、よそ(町外)からこんなに人が集まることがないからありがたい!」
というお言葉を頂きました。バイク乗りに優しい町を掲げてくれた大多喜町。この街の意気込みとオートバイ乗りとの共存共栄を望むそのスタンスに答える活動のラストをここで開催できたことはまさに、
この活動のゴールであるが新たなアクションのスタートでもある
と実感できた。
この活動がスタートして数カ月間・・・
すべての行事が奇跡的に「晴天」に恵まれたRIDE189 TOURING RALLY。
最後のゴールだけ雨という波乱の幕切れとまりましたが、この悪天候の予報でも総来場者数432名さまのご参加を頂き、本当にありがたくお見送りをしたのですが、なんとなくこの雨がなければ・・・・と、少し後ろ髪をひかれる思いを感じたのは言うまでもありません。
2022/11/13 千葉県大多喜町総合運動場にて
RIDE189 CHIBA MEETINGの詳細はこちらで!
RIDE189 TOURING RALLYの軌跡 Vol.05に続きます。
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