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執筆者の写真RIDE実行委員会委員長

RIDE189 TOURING RALLY 2022 Vol.01

2021年1月18日 バイク乗りの僕らが出来ること・・・。 「モーターマガジン社」本社7階~会議室でこんなキャッチフレーズがキーワードになる企画が立ち上がりました。 創業100周年を迎えるモーターマガジン社の100周年への新たな一歩として、また多くのファンを抱えるRIDEという雑誌の新たな取り組み。それがバイクによる地域社会貢献活動への取り組み。これは、まさに一般社団法人Peacemakerが14年間にわたって行ってきた活動と合致し、その活動には児童虐待防止の切り札ともいえる全国児童相談所対応ダイアル「189イチハヤク」がこの新たな企画と活動名に採用されました。

スタートは2021年9月。 その活動内容は2019年にこの活動の先駆けでもありテスト運営もかねて行ったRIDE BOSO COFFEE TOURING RALLYを踏襲しそれをベースにした活動内容をスケールアップさせたもの。 開催地は「千葉県」そして「宮城県」開催期間はBCTRの倍以上の1年間。距離を越えた社会貢献をバイクでなら出来る!そしてバイク乗りの持つ力を大いに活用し各々が楽しみながら参加できる。 これがRIDE189 TOURING RALLYと名づけられたこの企画の当初のベース案。 着々と準備を進め、ポスターの写真撮りを行い、幾度も打ち合わせを重ね7月。RIDE189募集スタートの時期を迎える・・・世の中は相も変わらず「コロナ・コロナ・コロナ」7月から募集を開始し9月にRIDE189TOURING RALLYは宮城県からスタート切るはずでした。 しかし長引くコロナ感染拡大、これによる緊急事態宣言が6月まで延長となり、このタイミングで募集スタートは?そしてまだどう転ぶかわからない感染状況の中で本当に「9月にスタートが切れるのか?」 そんな環境下で8月を迎えました。緊急事態宣言は解除されたものの、一部のエリアは蔓防止措置が取られ、県を跨ぐ移動にも規制がかけられたり、イベント規制がひかれ多くの人で集まることができない、大手を振って地方に行けるような状況ではありませんでした。 コロナの影響と宮城県というエリアの環境や地域の方々への配慮を考えRIDE189のスタートは「延期」を決断しました。延期期間は半年、もはやそれくらいの余裕を考慮しないとコロナ感染拡大の状況は読めない、そんな時期でした。

コロナ感染拡大の対策措置で、台風で、大雨災害で傷んだ観光地や飲食店をバイクで応援したい!コロナ感染拡大による外出規制などで自宅にいる時間が長くなり過去に例をみないほど増え続ける「児童虐待」に対してアクションを起こしたい・・・。 そんな目的でスタートするはずであったRIDE189は、同じようにコロナ感染により大幅な延期を強いられる結果となる・・・ 本当は一刻も早く、待ったなしで疲弊する地域に貢献したいのに。そして、この間も増え続ける児童虐待にアクションを起こしたいのに・・・さらに2021年度に震災からちょうど10年を迎えた宮城県にそのタイミングでもう一度東北へ足を向ける活動をスタートさせたい・・・ 掲げる目的とは裏腹に動き出したいのに動けないそんな期間が続いた2021年度でした。 さぁ!疾走る時が来たエンジンに火を入れよう!

2022年度、年明け、ようやく長かった蔓延防止対策もイベント規制も一部解除。年明けから再び私たちの生活に規制がかからないことを祈りながら「RIDE189 TOURING RALLYの募集」が、再びどうなるかわからない環境下でスタート!開催時期もコロナの関係で直前まで決定できないそれでも告知はスタートさせなければ参加者に伝えられない・・・そんな中で告知がスタート。内容は「予告」とだけ書かれた見開き1ページ。

月単位でコロナ感染の状況が変わるので〆切直前までモーターマガジン社さんは告知の内容を吟味する・・・そんな時期が続きました。


ようやくコロナの規制もほぼ解除されイベント規制もなくなりいよいよ本格的な告知がはじまり、スタートは「あの日」3月11日と設定された。 オフィシャルウエブサイトもようやく公開、その時のトップページタイトルは、2020年に行った「RIDE BOSO COFEE TOURING RALLY」のタイトル 「さあ!疾走る時がやってきた!エンジンに火を入れよう!」でした。 2022年3月11日、「あの日・・・」にRIDE189 TOURING RALLYは、スタートを切りました、この活動のテーマでもある「あの大災害を風化させない」を掲げて。


キックオフは4月!「石巻」でやろう!


RIDE189 TRのキックオフは、まだ肌寒い4月の石巻で行う事になりました。このキックオフのスケジュールが決まったころのエントリー数は想定外のわずか数百人・・・。 懸念していた東北エリアの遅い春がまだまだ先という1月下旬。春のシーズンインとはいえ、果たしてキックオフで人が宮城でバイクが集まるのか?関東からこの時期に東北へ来てくれるのか?そんな不安にかられながらキックオフの準備が進みます。

キックオフには、およそ500台のバイクが快晴の石巻市に集まってくれました。

これから始まるRIDE189というバイク乗りの社会貢献活動にまさに火をつくてくれたライダーたち・・・。 2022/4/10 キックオフの詳細レポートは RIDE189 MIYAGI MEETING 「Kick of Meeting」こちらでご覧ください。


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